OCTOPUZ専門知識シリーズ: 溶接

 

ロボットのオフラインプログラミングソフトウェアの分野でOCTOPUZが持っている専門知識を連続シリーズで披露していきます。
今回の記事では、OCTOPUZを使ったロボット溶接を細かく見て行きます。この内容はRobotics Tomorrowのウェブサイトで取り上げられたものです。

OCTOPUZの溶接はユニーク

OCTOPUZというソフトウェアのユニークな部分として、あらゆるブランド/型式のロボットをまったく同じ方法でプログラムできるという点があります。
複数のロボットに対するプログラム作成、シミュレーション、コード生成を同時に行え、リニアレールや回転ポジショナーといった外部軸に完全に対応しています。
OCTOPUZは多品種少量の業務に対するダイナミックなソリューションとなります。

溶接用のOCTOPUZは、まず(ロボットではなくむしろ)、ユーザーを見るというアプローチで開発されました。
目標はプログラミング作業をできる限り簡単で使いやすいものにすることです。
OCTOPUZは、コーナー部でのトーチの自動フレア機能、溶接開始/終了位置の自動検知、ユーザーが選択した溶接姿勢に基づく外部回転軸の自動計算、再利用ができるパラメトリックな溶接作成といった機能を持っており、自動化されたスマートで直感的な溶接作成が自慢です。
OCTOPUZを使えば、多層溶接、断続溶接、ウィービング溶接、シームトラッキング、タッチセンシングなど、豊富な溶接方法を実行できます。
お客様は導入時や運用中に、OCTOPUZのロボット プログラミングのエキスパートから、溶接に特化した講習やサポートを受けることができます。

 

カリフォルニア州アップランドにある金属加工のサービス プロバイダー、Dimic Steel Tech社は、OCTOPUZを業務に使用しています。

「OCTOPUZはロボットのプログラミング時に非常に役に立つ素晴らしい製品です。OCTOPUZのチームは本当に顧客の面倒見が良くて、あらゆる面で手を尽くして助けてくれます。ロボットをお持ちの方にはこの製品を強くおすすめしますね。」Dimic Steel Tech社 Ryan Mansfield氏

なぜOCTOPUZを選択するのか?

安全性
OCTOPUZにビルトインされたシミュレーション機能を使用すれば、出力しようとしているプログラムにミスがないという確信が持てます。
すべての干渉、特異点、ジョイントリミット、リーチリミットがポスト処理の前にチェックされます。

使いやすさ
OCTOPUZは熟練の溶接工の方にも十分にご満足いただける強力なソフトウェアであると同時に、経験の少ない溶接工の方にも直感的にご利用いただけるものとなっています。

高速性
OCTOPUZを使えば、プログラム作成日数を短縮できます。
手動でのジョグ操作だと数日かかるようなプロジェクトでもOCTOPUZであれば数分で溶接パスの作成及び修正が行えます。

経費を節約
オフラインプログラミングの特徴として、新しくプログラムの作成やシミュレートをしている間でもソフトウェア上の作業になりますので、ロボットを動かし続けることができます。
新しいパスの作成や検証が行われている間も生産性が落ちることがありません。また、直感的なソフトウェアなので教育にコストをかけずに溶接パスを出力することができ、経費の節約につながります。

 

*この連続シリーズでは、OCTOPUZとOCTOPUZが持つその他の多くの応用内容をご紹介していきます。

(この記事は OCTOPUZ incからの翻訳記事です)

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OCTOPUZのより詳細な情報をご確認いただくには、OCTOPUZ日本語ウェブサイトをご覧ください:
http://www.octopuz.jp