OCTOPUZ Ver2 リリース

ご好評を頂いております、ロボティクスアプリケーション OCTOPUZ が数多くの新機能を搭載し、装いも新たにVer2としてリリース致しました。

ここでは最新版 OCTOPUZ Ver2の新機能の一部をご紹介致します。

 

OCTOPUZ Ver2について

OCTOPUZ Ver2は次世代型のロボティクスアプリケーションソフトウェアです。
OCTOPUZ Ver2はロボットを取り巻く様々な環境下の複雑・広範囲な作業を簡素化し、ロボットの持つパワーを最大限に引き出すと共に、セル全体の高効率化を実現します。


OCTOPUZ Ver2

OCTOPUZ Ver2の新機能

■ビューセレクタ
新機能のビューセレクタを使うと、ビューボタン領域をクリックして任意のビュー(トップ、フロント、バック、ライト、レフト、ボトム)を直接選択できます。ビューボタンのエッジやコーナー部分をクリックすると、その中間にあるビューも選択できます。

■3Dワールドナビゲーション
マウスを使って3Dワールドの回転、パン、ズームができるようになりました。
回転: 右クリック + マウスドラッグ
パン: 左クリック + 右クリック + ドラッグ
ズーム: ホイールを上下にスクロール
ズームの別オプション: シフトキー + 右クリック + 上下にドラッグ
3Dビュー内での中心設定: コントロールキー + 右クリック
(シフトキー+右クリックでも、同様に動作します)

■3Dコントロール
3D Box機能が装備されました。

■一新されたユーザーインターフェイス
OCTOPUZ 2.0ではグラフィックユーザインターフェイスを一新し、Officeソフトのようなリボン型インターフェイスを採用して操作性を向上させました。

■ 溶接スキーマ編集
溶接機能では、スキーマドックと同様の画面が開くようになりました。
これで溶接スキーマポイントの確認とポイント間を移動することが可能となります。
また、溶接タブからポイントの編集を行うことができます。

■溶接センシング
OCTOPUZ2.0は、実際の溶接を開始する前にタッチセンシングを行う機能を装備しています。
溶接工程開始に先立って溶接部材全体にわたってタッチセンシングを行うことができます。
複数のトーチ洗浄作業を回避し、サイクルタイムを節約します。
シングルタッチおよび溶接工程をタッチのみまたは溶接のみに分割することができます。

■塗装向けアドオン
塗装処理で必要な詳細仕様を実現するコンポーネント類を装備しています。
塗りつぶす色を指定したり塗装済みコンポーネント表面の膜厚をマイクロメートル単位で設定することができます。

■ケーブルシミュレーション
ロボットに付随するケーブルの作成が可能です。
シミュレーションを行ってケーブルの巻き付きやケーブル長の制限などの問題を特定し、回避することができます。

■エッジフォロー(倣い、バリ取り)機能
自動ツールパス生成機能を装備しています。
モデル上で利用できるエッジを利用して、ツールパスを生成します。
元のエッジからオフセットしたツールパスを作成したり、ツールパスの点密度を指定することができます。
これらの機能により、基本的なツールパスならCAMソフトウェアを必要としません。

■大容量ファイルのサポート
大容量ファイルのインポートに対応しました。
ファイルサイズに関係なく、サポートするCADデータがインポートできます。

■対応するCADデータの拡充
3D点群モデル、PRC、Rhino、U3D、Wavefront のデータファイルに新たに対応
更に以下のソフトウェアで作成されたCADデータへの対応が強化されています。
3D Studio
ACIS (2017.1まで)
Auto Desk Inventor (2018まで)
Parasolid (v30まで)
Solidworks (2017まで)

■OCTOPUZの同時実行
複数のOCTOPUZを起動し同時に作業できるようになりました。

■2D図面機能
OCTOPUZ2.0には、ロボットインテグレータ用の新機能、「図面」機能ができました。ここにはレイアウトデザインとプロジェクトテンプレートが含まれており、コンポーネント構造から部品表を自動作成します。
また、3Dジオメトリとセル レイアウトから、2D図面を作成することができます。

■物理演算機能
物理演算エンジン「Physics」を搭載
モーションシミュレーションに対応したコンポーネントを用いて、物理演算で実際の動作をシミュレーション表示できます。

■統計情報およびレポート作成
シミュレーション情報を、折れ線やエリア、バー、円グラフ等を用いて視覚化できます。
ダッシュボードでコンポーネントを動的に見える化し、動作検証支援を行います。
シミュレーションデータはPDFやExcelデータ形式に簡単にエクスポートできます。

■3D PDF機能とレイアウト強化
シミュレーションを録画し、ポータブル3DPDFとしてエクスポートできます。

■レンダリングの強化
リアルな画像をレンダリングします。
詳細レンダリングモードにヘッドライトモードを装備しました。

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■対応プラットフォーム
Microsoft Windows 7 64-bit オペレーティングシステム
Microsoft Windows 8.1 64-bit オペレーティングシステム
Microsoft Windows 10 64-bit オペレーティングシステム

■推奨ハードウェア要件
Intel i7-3xxx プロセッサと同等以上のCPU
RAM 8GB以上
3GB以上の空き容量を備えたHDD
2GB以上のメモリ搭載のNvidia GPU グラフィックカード 例:GeForce GTX970以上
1920×1080(フルHD)以上のグラフィック表示解像度
3ボタンマウス(左、中央、右)

 

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OCTOPUZのより詳細な情報をご確認いただくには、OCTOPUZ日本語ウェブサイトをご覧ください:
http://www.octopuz.jp